散文の信念と技法/ジャック・ケルアック

1.自分自身の喜びのために秘密のノートをつけ乱雑なタイプを打つ。

2.あらゆるものに対して柔順になり、偏見をもたず、耳を傾ける

3.自分の家の外では絶対に酒を飲まないようにしてみる。

4.自分の人生を愛する。

5.君が感じるところのものは、それ自身の形態を見い出すだろう

6.くだらない精神に囚われず熱狂する。

7.自分の好きなだけ深く息を吹きかける。

8.心の底から際限なく望むことを書く。

9.個人というあに対して語りえぬヴイジヨンをもつ。

10.詩にではなく、たしかに存在するものに時間を費やす。

11.空想的で病的な執着で胸を震わせる。

12.トランス状態の凝視によって目の前のものを夢想する。

13.文学的・文法的、統語論的なものを排除する。

14.ブルーストのように、時間について年をとったマリファナの常用者のように考える。

15.内面の独白でもって世界の真実を物語る。

16.重要かつ貴重な中心は、眼の奥にある眼である。

17.自分自身を回想し驚きつつ書く。

18.含蓄ある並みの眼から抜け出て、言葉の海を泳いでいく。

19..永遠に損失を受け入れる。

20.人生の聖なる輪郭を信じる。

21.心のなかで傷つかずに、あらかじめ存在する流れを描写するように努める。

ジャック・ケルアック
(「エヴァ−・グリーン・レヴュ−」誌 城戸朱理 訳より)
[PR]
by 98graham | 2004-11-23 04:32 | 芸術 ART


<< 新潟中越地震ー今、必要とされて... 「編集」者たち >>